2008年07月08日

青年よ、壮年よ、ノルウェーを目差せ!

レンタカーを借りて、気ままに外国の土地を巡り歩く。
自然は雄大、多くの川は手つかず、
よさそうな流れがあったらフラリと立ち寄ってサオをだす。
そこにはたいがいトラウトがいて……

そんな外国、あるんでしょうか?
おそらく、きっと、あるんです。
ノルウェーです。

現在発売中のFF8月号でも、この国のまだ知られざる
トラウト王国としての可能性をご紹介しているのですが、
先日、その時にコンタクトをとっていたノルウェーのフライフィッシャーから、
記事作成には間に合わなかったのですが、
「ぜひノルウェーのトラウトフィッシングの可能性を知ってほしい!」
とメールが届きました。ざっと、以下のような内容です。

「冬は寒さが厳しいので、実質的にシーズンは春〜秋だが、ブラウントラウト、グレイリング、チャーについては1年中自由に釣りができる。おすすめは4〜9月または10月」

「ノルウェーには3400キロ以上の海岸線があり、3〜4キロごとには何かしらの川が流れている。どれも湖や氷河から流れ出していて、ほぼすべての川には魚がいる。およそ480本の川にはシートラウトやアークティックチャー、それ以外の1200本の川にはブラウントラウト。ライセンス料は20〜50ノルウェークローネ(400〜1000円)でけっして高くない」

「トラウトの釣り場は、ごく希にサーモン並みのライセンス料が必要な釣り場もあるが、一般的にはどこも格安で釣りができる。そして、有名釣り場 以外の川でも充分質のよい釣りができる」

「ノルウェー人は日本人と同じように概してみな親切。しかもどこでも英語が通じる。現地の釣り人や農夫にぜひ情報を聞いてみて。この国は、熱心なフライフィッシャーがレンタカーで川を見つけてはフライを流してみるような旅をおすすめできる場所です」

といったぐあいです。
バックパッキングで一人旅をしていた世代なら、心にうずくものがありますよねぇ。

ということなのですが、以下はオマケ。ノルウェー取材時のハプイングの一こまです。
誌面でも紹介しているローエンという町のホテルで、
日本からのツアーメンバーで食事をしていると、
「なに、日本から。よし、我々が歓迎の歌を披露しよう!」
と、隣りの席で盛り上がっていた地元ライオンズクラブの面々が、
皆さんで合唱してくれました。



DSC_0523






当然、「今度は日本の歌を聞かせて!」となったわけで、
日本メンバーは相談の結果、「ふるさと(兎追いしかの山〜)」と「スキヤキソング(上を向いて歩こうですね)」を披露。万雷の拍手で迎えられたのでした。

やっぱり、旅はよいですね。
(八木)













flyfisher_magazine at 11:22│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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