2007年11月12日

ヒラスズキ探検隊


日曜日、南伊豆の下田周辺に、
フライでヒラスズキねらいに行ってきました。

メンバーは、「ソルト探検隊」隊長こと編集部ワカノと、
昨年末に宮崎へヒラスズキ釣行の取材に行き、
「フライでヒラスズキが釣れるところを見たことがある」、
同じく編集部のヤギの2名。

ポイントはワカノ隊長が自らリサーチし、足を運んで「ボイルは経験した!」
という実績のある、とある湾の先端にある地磯です。

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ポイントに到着し、ロッドを継ぐ隊長。ロケーションは……、地磯です!

で、結果はといいますと、ヒラスズキはまったくの空振り。
「なんとしても房総か伊豆の地磯でフライで陸っぱリから野生あふれるおヒラ様を」
という隊長の願いは今回も天に届きませんでした。

が、思わぬ??うれしい(ヤギ隊員)?♀O道も釣れたのでそのご報告。
それは、今シーズンの伊豆半島は絶好調というイナダ(ブリの幼魚)です。

海面が沸き立つようなナブラこそなかったのですが、なんとなく魚影は発見しており、
サラシの中をそれぞれオリジナルにチューンしたイワイミノーでねらっていると、
なんとか1尾ずつ40cm(全長で)くらいのをヒット。

隊長はせっかく釣れても「イナダじゃないんだよ、イナダじゃ」とこぼしていましたが、
それでも真っ青な海から、フライでは一般的なサーフからではなく、磯からのイナダ。
それはそれで楽しみました。

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ニヒルなセリフとは裏腹になかなかの笑顔のワカノ隊長

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よいポイントを譲ってもらい、粘るうちにヤギのイワイミノーにもヒット!
#8ロッドに#9のWFフルライン・タイプ2で大きくできたサラシの下をねらっていたら来ました

PB110460.jpg
こんなサラシです。目の前に広がると本当にきれい。
とはいえ、安全にはくれぐれも注意が必要です

釣った魚はといいますと、最近??海慣れ?≠オつつある隊長に活け絞めにしてもらい、
自宅に持ち帰って調理(といっても自分ではなくカミさんが担当)。

3枚に下ろしたあと、背骨に付いた身はスプーンで削り取ってネギとショウガと味噌で叩いてなめろうに、
落とした頭やアラは圧力鍋でブリ大根ならぬ「イナダイコン」に。
身はこれから食べる予定ですが、前者だけでもかなりうまかった。

PB110493.jpg
なめろうはご飯のともに

PB110497.jpg
イナダイコンも脂が足りないかとおもいきや、かえって若い身がさっぱりしてグッド

さて、本命のヒラスズキはいつ釣れるのか?
栄養付けてまた出直しです。






flyfisher_magazine at 12:40│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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