2007年09月19日
浜名湖のフラット
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愛知の杉浦雄三さんと
浜名湖へ行ってきました。
ルアーではクロダイのポッパーの釣りが有名で、
フライでもチャレンジしている人もいらっしゃいますが、
今回は、ポッパーではなくフラットの釣り。
浜名湖は全体的に浅く、
その中に航路が掘られているという構造なんです。
しかもその浅い、というのが大潮の干潮時なら
水深はくるぶしくらいまでになります。
ということは……、フラットのサイトフィッシングです。
航路を通ってボートで移動し、よさそうだ、と思ったフラットに
降りて歩いて魚影を捜して釣ります。
いまのところメインの対象魚はクロダイ、キビレ、シーバス。
そして、これが面白いんです!

ボートからドボンとフラットに降りて、
魚を歩いて捜します
シチュエーションはハワイのボーンフィッシュの釣りと
ほとんど同じ。
掛かったシーバスも深みにいけないので、横に思い切り走ります。
本州でこんな釣りができるとは思いもしませんでした。

魚の影を見つけたり、ボイルが起こったらストリーマーをキャスト
ただし!
慣れないと魚が見えないんです。
見つけた! と思ったら向こうもこちらに気づいて
逃げられることが何度あったことか……。
でも、クロダイ(らしき影)が逆立ちして砂地をつついていたり、
シーバスが藻と砂地の間を行き来していたり、
目の前でベイトが追われてボイルが起こったりと、
海のフライフィッシングの醍醐味が味わえそうです。

ベイトが水面を逃げていきます。
フラットの上はカニ、エビいろんなエサがいるようです。
歩けども歩けども続く広さで、
浜名湖にはそんなフラットがいくつもあります。
編集部では、
「浜名湖は日本のソルトフライフィッシングの
メインフィールドになるのではないか」
と勝手にニラんでおり、
まだまだ取材&レポートを続けていきます!