2007年02月19日
ノベボラ!(2)
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つづいて、ノベザオによるボラ釣りをレポート。
個人的な思い出ですが、昔、近所の川で野ゴイを
ノベザオでねらうのにハマっていました。
水深1mほどで、回遊するコイの姿は見えるけれど、
ウキが付いてたり、こちらの姿が見えると、
コイはスプークしてまったくエサ(練り餌)を食いません。
そこで、ノベザオの先にコイバリ1本と板オモリだけを付けた
シンプルな仕掛けで、練り餌を川底に置いておきます。
川原に身を屈めて待ち、やがて4〜5尾のコイがやって、
ハグハグしはじめたら、サイトで、タイミングを計って合わせる。
フッキングさせるのは意外に難しく、ひとたび掛かると、
??ギュイーン?≠ニイト鳴りがしてサオがのされ、
川の中まで入って、サオを満月にして取り寄せまで格闘します。
で、このボラ釣り、まさにその思い出を再現した感じでした。
ただし、こちらはウキ付きなので、アワセの楽しさがまた少し違います。


釣り人は、東京海洋大学院生の清板さん。
小林さんに毒されて、すっかりこの釣りにはまっています。
それにしても、本流の細山長司さんばりのこサオの溜めっぷり。

で、自分も参戦。目がいいボラは、アタリも複雑で、
ウキがちょっと不自然な動きをしたら合わせます。
これが乗ったり乗らなかったり、なかなかオツなのです。
疑似餌は、小林さんが作った通称カラスバケ。

黒のゾンカーテープですが、
いろいろ試した結果、これが一番好調だとか。
たしかに、飽きない程度によく釣れます。
21尺のノベザオだから釣りが楽しいという点にも、
かなりこだわりがあるとのこと。
渓流解禁で皆さん気もそぞろだと思いますが、
こんな釣りも、たまには楽しいものですよ。