2006年07月21日
ソルト本!
Tweet
昨年の夏から企画、取材などの準備を進めて、
やっとここまでこぎつけました。
僕たちは「ソルト本」と仮称で呼んでいましたが、
今回の別冊ムックのタイトルは、
いろいろ悩んだ末に、
「ソルトウオーター・フライフィッシャー」
とつけました。
7月29日発売予定ですので、ソルトに熱い人も、これからやろうと
思っている人も、ぜひぜひ、よろしくお願いします。

これは編集用語で「切り本」なんて呼ばれている、校正用の見本です。
1冊分が16ページごとにバラバラになっていて、最後にこれに赤字(修正)
を入れて完成です。でもこの段階で、表紙のデザイン、まだ迷ってます……。
で、この「ソルト本」の編集後記では、
船酔いのひどい僕が、最近これを改善するコツを見つけた、
と書きましたが、スペースの都合で、全部書けなかったので、
今回はその補足、というか続きを。
酔い止めを飲んでおくことは当然として、
船の上ではとにかく何かを口にし続けることです。
これは、「海フライの本」(フライの雑誌社刊)で、平野貴士さんという
方が書いていらっしゃることですが、僕もこれを読んでいて、
「そのとおり!」と大きくうなずいてしまいました。
文章中に、「胃を休ませないほうが重要」と書かれていますが、まったく同感です。
「吊橋の理論」ってご存知ですか?
これは何も知らない男女が吊橋の中間ですれ違うと、お互いが
好き同士になってしまうというものです。
これは科学的に証明されているようで、
吊橋の上では、怖くて心臓がドキドキしています。
しかし、脳の中では
吊橋の上の目の前にいる女性(男性)が好きだから、
ドキドキしているんだ、と勘違いしてしまうそうなんです。
そこで、僕の勝手な「船酔い吊橋理論」では、
船酔いは、船で胃が揺られてぐちゃぐちゃになっているから
起こると思うんです。これが脳に伝わって
「オレ、酔っちゃってるな……」と感じるのではないかと。
普段何も食べていない状態では、ここまで胃が揺られることって
ないですから。
そこで、食べ物を食べながらだと、
脳は、「オレ、今メシ食ってるから胃が動いているんだな」と
船酔いを勘違いしてくれるのではないでしょうか。
これは僕のいささか強引な勝手な推測ですが、
何か食べながら、船に乗ると船酔いが軽減されるのは
確実です。
まあ個人差があるとは思いますが、
ぜひ試してみてください。
トラックバックURL
この記事へのトラックバック
1. 海フライの本到着しました。 [ 株の旅人 ] 2006年07月28日 12:50
在庫があると早いです。こんな感じで送付されてきます。この箱も効率的に作られていて感心しました。本体はこんな感じまだ最初のシーバスしか読んでないですが、おも...