2012年09月

2012年09月12日

サイズだったりそうじゃなかったり

29



53


先日、猛暑日で週末の蒲田川で、
真っ昼間にサオをふるチャンスがありました。

正直、まぁ厳しかろうという状況です。
とは言え、釣りには意地汚い私達のこと、
「釣らない」という選択肢はありません。

結果、予想通りの大苦戦。
でも途中からスイッチを切り替えて、
いかに最後まで丁寧に釣りきれるか
自分を試してみました。

そして出会ったイチビノやまめ。
何とも、嬉しかったですねぇ〜。
サイズとは全く違う充実感がありました。

さて、次号のFF誌ですが、色特集のほかに
巻頭グラビアは先日部員Wがこのブログで
報告したヤマメ釣行記です。

あまりにドラマチックな展開に、
すぐにページの増加を決定しました。

ぜひ、おたのしみください。

【八木】






flyfisher_magazine at 21:03|Permalinkclip!

ソールにピン!

CA3E0089


ラバーソールのピンをどこに打とうか悩んだことってないでしょうか?
たくさん打てばなんとやら……
むやみやたらと打って下駄みたいになって歩きづらそうな人をたまに見ますが。

ラバーのよさを生かしつつ、
弱点を補うためにピンを打つ。

そんな指針になるような例が
次号では載ってます(モノクロですけど)。

お悩みの方はぜひ読んでみてください。
               [ワカノ]




flyfisher_magazine at 18:01|Permalinkclip!

2012年09月11日

次号はマニアックに色特集

目下編集部は全員が編集フロアに缶詰中。
今月は発売日近くに連休があり、
少し冷や汗ものの進行スケジュールなのであります。

そんな中で、次号も各地の釣行記や海外のリールメーカーの
インタビューなど盛りだくさんなのですが、
特集はずばり、「フライの色」

ここ数号、フィールドものの特集が続いたこともあり、
思い切って少しマニアックな路線に舵を切りました。

と、そんな中、記事には直接関係ないのですが、
関連資料をあさっている中で、「面白そうだな」と
興味が向いてアマゾンでポチッとしたら、翌日にはもう
自宅に届いたのがこちら。

28


魚釣りのマニアックな本ということなら、
人後に落ちないとの自負があるつり人社ですが、
こちらも相当にマニアックと見受けました。

結論からしますと、かつて色盲とされたクロダイも、
新しい細胞が発見され、
かなり色を見分けている可能性が高いそうです。

今月発売のFF誌も、どうぞご期待ください!

[八木]



flyfisher_magazine at 17:53|Permalinkclip!

芦ノ湖の主

先週末は、Webサイト「Honda釣り倶楽部」の取材で、
神奈川県の芦ノ湖へ。

取材のモデルは同湖の漁協の組合長を務める野崎茂則さん。
フライの世界では、フライパターン「アオミドロ」の考案者にして、
独特のリトリーブ法「ノザキ・ツイスト」で有名。

しかし今回はヒメマスのトロウリング「ヒメトロ」を取材。
自分にとって初めての釣りでしたが、新らしい発見が目白押し。
魚の居場所、泳ぐタナ、釣れる時間帯などを捜す技は
さすがとしか言いようがありません。
2012090707210000

今回の取材の様子は10月下旬(チョイ先ですが)の
Honda釣り倶楽部」にてアップされる予定なので、
是非ご覧ください。

(マツムラ)

flyfisher_magazine at 10:20|Permalinkclip!

2012年09月10日

小さな大魚の正体

先週、動画でアップした浜名湖でのブレイクタイム。
途中、あきらかにボイルのしぶきが小さくなり、
魚がぱたりと釣れなくなりました。

乗船者の間では、
「もう(魚が)食っているものが、フライより明らかに小さくなったのかね?」
などと言い、そろそろ切り上げかな、
なんて話をしたのですが、
するとサオを上げるため、最後に手で手繰ってた
リーダーに「コツン」と来てこの魚が。

59-02


面白いことに、外見がまったくの「ターポン」です。
青い背中、横からのシルエット、
海洋堂のフィギュアにも劣らない、完璧なミニチュア版ターポン。

52



その場では、イワシ? まさか。 コノシロ? なんて言っていましたが、
これ、サッパですね。

さっぱり釣れないと思ったらサッパだった。
ちなみに味はさっぱりどろか、美味しいとされているとは後で知りました。

[八木]





flyfisher_magazine at 23:23|Permalinkclip!

安全第一です

先日、取材中に渓流でおもいっきり転びました。
たぶんあんな派手に転んだのは初めてかもしれません。

岩がごろごろしてるところでしたが、
幸い頭を打つことなく、打ち身程度で済みましたが、
気が緩んでいた証拠ですね。

数日経ったいまも脛がジンジンとしています。

やっぱりこれくらいの格好しないと安全第一とはいえませんかね。
IMG_5459


特に山岳渓流に行くときは、
見てくれを気にしてたらいけませんね。

フライショップのあとは、ワークマンにもいかなきゃ。
                     [ワカノ]


flyfisher_magazine at 21:58|Permalinkclip!

2012年09月08日

小さすぎる秋

北東北の各地は全体的に渇水気味でした。

「雨雨降れ降れもっとフレ~♪」の八代亜紀さんが
宿泊先近くでコンサートを行なってたのも、
ひょっとしたらそのせいかもしれません。

東京と何ら変わらない予想外の暑さにがっかり。
おまけに7時間のドライブの後の8時間の川歩きは、
ちょっとしたっていうより、かなりのエクササイズでした。

日中は夏の延長戦でしたが、
朝夕はそれなりに涼しくなるので、
秋の始まりが近いことを少しは感じられます。

あとはきっかけがほしいところ。

メイフライのハッチか、ゲリラ豪雨か、
きっと魚たちは、動きたくてウズウズしてるはず。

IMG_5985


何よりも一番活性が高かったのはトンボ。里に下りてくれば秋が近い証拠です。


IMG_5971


稲穂も首を垂れてました。稲刈りも秒読みでしょうか。

IMG_6029


入道雲も見かけなくなり、
渓流シーズンもカウントダウンに入りました。
終わりよければなんとやら、にしたいところです。
                     [ワカノ]













flyfisher_magazine at 14:13|Permalinkclip!

2012年09月07日

ブレイクタイム

昨日、動画素材のロケに行ってきたのは、
ここ数年で急速に熱い釣りが展開している浜名湖。

実はこのテーマ、その面白さに注目してから、
何度かロケを試みているのですが、
面白さとともに、ある程度の難しさも含むため、
タイミングを見ながら分割ロケで作業を進めてきました。

そのもようは、少し先ですが、10/22に発売になる
FF2012年12月号の付録DVDで公開予定です。
ぜひ、お楽しみに。

で、こちらの画像(↓)は、そんなロケの合間、潮がよくなる前の時間にボートで移動中、
たまたま遭遇したセイゴ(小さなシーバス)が小さなベイトフィッシュを追い回すナブラを、
急きょねらうことになったときの1コマです。

携帯のカメラをまわし始めたのが少し遅かったのですが、
その前はもっと激しい夕立のように、湖面がざわめいていました。

http://youtu.be/YOPDwYTFyw8

本番とは関係ない、ささやかなブレイクタイムですが、
こういう何気ない時間にも、あらためて浜名湖とういフィールドの高い生産性、
漁場としての豊かさを感じます。

同じ県内には、さんざん危険を指摘されながら、
それでも稼働させようという動きが止まらない原発があります。
科学技術の粋であろうがなんであろうが、それは所詮、人が作れるもの。
(ただし管理はできていませんが……)。
豊かな国土を失うリスクを抱えてまで、固執するものでは到底ありえません。

釣欲(?)の秋。
皆さまも、よい釣りを。

[八木]


flyfisher_magazine at 15:21|Permalinkclip!

2012年09月06日

焚火

ふと……、
最近はゆっくりと焚火をする機会が減っていることに気付きました。

国立公園内など、焚火が禁止の場所もたくさんありますが、
最近ではテントを張っても、便利なストーブやランタンなどで事足りてしまい、
薪を燃やすといった楽しみを忘れてしまいがちでした。

しかし、テントの中で一人猫背になってチビリチビリやるのもよいですが、
火を囲んで皆で飲むのもいいものです。
IMG_3436

こればかりは暖をとるという理由ではなくとも、あるとどこかほっとするものです。
たまにはゆっくりと、湖畔にベースでも作って、
釣果にこだわらず、のんびりと釣りを楽しみたいですね。

それでも翌朝、せわしく起き出して、足早にポイントへ向かう様子は
容易に想像できますが……。

これからの秋、一度はそういった機会を作りたいものです。

(マツムラ)

flyfisher_magazine at 20:17|Permalinkclip!

9月の本流ヤマメ

本日は東北、秋田&岩手の川に来てます。

川は雨待ち。
つまり、どこも渇水状態です。

それでも、ここにきてようやく訪れた不安定な雨雲によって、
局所的豪雨が各地で登場し、
場所によってはピンポイントで水量を増やしてるみたいです。

でも本日一番活性が高かったのは、魚ではなくトンボ。
IMG_5877


取材ノートにも止まるほど、そこらじゅうアキアカネ。

おかげで害虫が少なく、虫刺されを気にしなくて済むので快適でした。

当然、テレストリアルよりも圧倒的に多く、
水面にも水中にも流れているわけです。

産卵前の荒食い……
いまは良型が動く時期。
でも超がつくほどの渇水。
そして空一面のトンボ。

この状態でどう釣ればよいのか。

秋田の名手が魅せてくれました。

詳細は、次号でレポートします。乞うご期待!
                  [ワカノ]















flyfisher_magazine at 05:25|Permalinkclip!