2012年09月

2012年09月28日

釣れない釣行記

読者の方から、実はよくいただくリクエストに
こんなものがあります。

「行きました、いい魚釣れました、だけじゃない、釣れなかった記事もリアルに乗せてほしい」

たしかに、誌面ではどんなに厳しい条件であっても、
魚をしっかり釣る記事が基本です。

というのも、そもそもご協力いただく方を含め、
「釣れなくてもいい(仕方がない)」という気持ちではまず取材をしません。
そうした表に出ない準備の結果が、
結果として魚を引き寄せてくれるといったらよいでしょうか。

ただ、今回は特別に、まったく釣れなかったご報告。

といっても、実は取材ではく、
個人的に時間をやりくりして出かけたプライベートの本流釣りです。

結果を申しますと、釣れないどころか、
朝からロッドを振りに振ってノーバイト、ノ―フィッシュ。
気持ちよいくらい空振りでした。

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それでもあまりに空がスカッと青かったのと、
「アタリすらないなぁ」と思いながら昼に食べた蕎麦がうまかったので、
画像だけご報告させていただきます(笑)

[八木]





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2012年09月27日

手軽で楽しいターゲット

こちらは、先日取材の帰りにお目にかかったバス。
(私が釣ったわけではありません……)
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クルージングしていたところ、
鼻先にエルクヘア・カディスを落としてみると、
控えめながらしっかりとフライをくわえ込みました。

小さいながらも、やはりフライロッドで掛けると
とても面白い対象魚であることを実感します。

ウエーダーもベストもいらず、
フライ数個を入れたボックスだけ持った気軽なスタイルで
楽しめるのも魅力の一つです。

……というわけで、次号のFlyFisher誌はブラックバス特集!
フライフィッシングによる、さまざまなスタイルでバスをねらう
楽しみ方をたっぷりとご紹介します!

(マツムラ)

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2012年09月26日

週末の遊園地でトラウトイベント

渓流シーズンもいよいよ最大詰め。
そんな中、気になり始めるのが、
秋に開催される各種のイベントです。

今度の日曜日(9/30)、
都内の遊園地「豊島園」で開催されるのは、
プロショップ・サンスイさんのフィッシングイベント。

主要な出展社はルアー関連メーカーということですが、
実は今年はフライコーナーも設けられるということで、
スコットの新作ロッドが試投できたり、
さらにはティムコ社の近藤雅之さん(アンダーハンドキャスト)や
FMLの仲野靖さん(スカジットキャスト)といった方たちの
デモも行なわれる予定とのこと。

SANSUI


僕も取材を兼ねて会場に足を運ぶ予定です。

お近くの皆さんは、ぜひ遊びに来てみてはいかがでしょう?
なお、つり人社も出版社メンバーの一員としてブース出展しております。

[八木]



flyfisher_magazine at 21:04|Permalinkclip!

釣り場(まで)の危険

渓流も禁漁シーズンオフを目前に控え、
駆け込みで東北岩手の渓へ取材に行ってきました。

高原地帯だけあって、朝夕は肌寒いほど涼しく、
取材中、谷を吹き抜ける風も完全に秋のものでした。

取材では尺ものも出て、無事に終了したのですが、
行き帰りの林道で大苦戦。

なんと同行した方の車が2輪パンク。
当然スペアタイヤは1本なので、
もう1台の車にタイヤを積んで、町のスタンドまで……。
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ホイールまでは問題がなかったので、その場で修理することができましたが、
問題の林道はガレ場が多く、
2本ともタイヤの側面を裂いていたとのこと。

これからの時期は林道に突撃する機会も減ってくるとは思いますが、
特に携帯電話の通じない山の中などの釣行には、
くれぐれも万全の態勢で臨みたいですね。

(とはいえ、ついつい行ける所まで行ってみようという気になるのが
釣り人の性ですが、皆様、くれぐれも気をつけましょう)

(マツムラ)




flyfisher_magazine at 14:53|Permalinkclip!

2012年09月25日

見やすくとも回転せず

先日、山形県米沢市周辺の渓流で取材をしたときのこと。
超低番手ラインやロッドという、
今シーズンに開発中のタックルがテーマだったのですが、
その過程で気になったのがこちらのフライです。

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ティムコ社の嶋崎了さんが使っていた
カーブドシャンク・フックに巻いたテレストリアルパターン。
この時点で相当使い込んでいますが、
インジケーターはしっかり目立つタイプです。

ご本人に確認したところ、見やすいインジケーター部は
エアロドライウィングの束を丸々1本分たっぷり使用
(ほぐすと4つの束に分かれる)。

このときはリーダーの先にティペットを2mほど付けていたのですが、
それでいてキャストを繰り返しても、
気になるヨレの発生はほとんどありませんでした。


「パラシュートポストを前寄り(アイ寄り)に立てすぎないこと」

「ハックルの表面を上にしてファイバーが暴れないようにハックリングすること」

の2点が空気抵抗の小さいフライに仕上げる
大きなコツとのこと。

快適な釣りは快適なフライから。
当たり前のことなのですが、毎シーズン痛感することのひとつです。

[八木]









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同行者の釣運

グラビア釣行取材も駆け込みということで、
取材班は現在、東北で撮影中です。

釣り雑誌である以上、常に魚が主人公なわけですが、
自然が相手ですからいつも釣れるとは……。
みんなでいろいろ手を尽くしたところで、
うまくいかないことも。

当然時間帯や場所、時期などいろいろ考えたうえで取材に臨むわけですが、
最後は結局運に頼るほかありません。

このあたりの引きの強さは、同行者との相性が影響すると考える人もいます。
たとえば編集部員●●と名手●●さんはなぜか釣れないけど、同行者が編集部員●●であれば釣れる、とか。
カメラマンTさんと名手●●さんはいつもいい魚が出る、とか。
コレって普段の釣りでも同じだと思います。

●●と行くといつも釣果が芳しくない、
●●と行くといつも雨、
●●と行くといつも良型が釣れる、
などなど。

プラスの要素になっていればいいのですが、
もし自分がその人にとって負の役割を担っていたら、
面と向かってはなかなか言えないでしょうけど、
やっぱり言って欲しいですよね。

なんだかんだ言って釣れなかった時の言いわけになるわけですし。

仮に自分にとってプラスの人だけ集めて釣りに行ったらどうなるのか?
相乗効果ですごいのが釣れたりして……いつかそんなこともやってみたいと思います。
                                        [ワカノ]

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flyfisher_magazine at 17:01|Permalinkclip!

2012年09月24日

渇水のあとの増水

雨乞いしたせいでしょうか、
あんなに降るなんて。
しかも土日に。

せっかくの渓流釣行プランも保留に。
あと1週、これ以上降らずに水が落ち着いてくれば、
解禁期間中のバク釣!なんて思いますが、そううまくいくかどうか……。

週末、道路沿いから見える川はみんな見事に茶色でした。
水位が落ち着く寸前のタイミングに行ければ……。

今週は水位情報とライブカメラのチェックで忙しくなりそうです。
仕事のほうは、やっぱり禁漁になってからがんばります!
                    [ワカノ]
zosui








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2012年09月21日

竹の事始めに老舗のスクール

今シーズン、春先から夏までの釣りで、
あらためて面白いなぁと思うようになったものの
1つがバンブーロッドでした。

仕事柄、つい、「触るからには相応の知識がなければ……」などと、
どこか構えていた部分もあったのですが、
そうした余計な力を抜いて、純粋に素材としての面白さに
遊ぶ人たちに出会ったりしたことがひとつのきっかけです。

ですので、今後は「軽やかにバンブー」なんて企画も、
ぜひ誌面でやってみたいなぁと。

そんな気分もあって、ここではちょうど来月に開講となる、
ユニークなバンブーロッドの製作講習会を1つご紹介したいと思います。

「竿を作って釣りに行く
第25回 平田真人 バンブーロッドメーキングスクール」

こちら(↑)、浅草の老舗プロショップ、
つるや釣具店さんの毎年この時期恒例のスクールです。

講師はベテランンビルダーの平田真人さん。
何より25回目という実績が、これまでの信頼度を物語っている、
ショップ主催のオリジナルイベントです。

2012年は10月〜来年1月までに計7回が開講され、
トンキンケーンの素材から各工程を経て、1本のバンブーロッドを
製作するまでを学ぶという内容。

ちなみに日程は:
今年が10月28日、11月4日・18日、12月2日・16日
来年(2013年)が 1月6日・13日
とのこと。

開催場所はつるや釣具店隣接の会場で、講習費は9万4500円。
ツール・材料代については、
固定フォームキットの場合は15万5000円、
アジャスタブルフォームの場合26万円
なお、アジャスタブルフォームを後日購入希望の場合、
練習中は固定フォームの無料貸し出しありだそうです。

興味が分かれた方は、
お店(つるや釣具店)までお問い合わせください。
☎03・3842・4071
http://www.fly-tsuruya.co.jp

[八木]

BAMBOO


flyfisher_magazine at 21:43|Permalinkclip!

雨の神保町

各地の川では水が少ないと聞いてますが、
ただ今東京の神保町は豪雨です。

こんな平地でなくて山のほうで降ってくれればいいのに。
なんて思いながら天気情報を見ると、
やっぱり局所的なもののようで、北へ行くほど降ってませんでした。

でもよくよく見ると、とある川の支流の上流では降っていたりするので、
その水が流れ込む本流域ならチャンスかも。

などといろいろ考えなければならないほど、現在の各地河川は
実際に行ってみないと水位が分からないのが現状。
なんだかとってもややこしいですが。

昨日まで山形の渓で良型ヤマメを釣っていた岩井渓一郎さんの情報によると、
釣ったヤマメの半数は色付き始めていた、とのこと。
いよいよ秋支度に入ったようですね。
             [ワカノ]


かえる









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次のシーズン

今年は残暑までびりびりと熱い夏が続きましたが、
本日はようやく過ごしやすい日になっております。

とはいえ、つい最近の取材では、空を見上げると
確実に夏特有の雲がモクモクと湧きあがっていました。
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いざ涼しくなり、渓流も禁漁になってしまうと
いささかさびしい気持ちもしますが、

秋はシーバス、バス、北海道……と、
時期に合ったターゲットはまだまだたくさんいます。

逆に釣りのバリエーションが増えてしまうので、
忙しくなる方も多いかもしれませんね。

という自分も、バスのフィールドを検討中です!

(マツムラ)

flyfisher_magazine at 12:52|Permalinkclip!