2012年08月

2012年08月31日

魚か頂

この季節になると、釣りだか登山だか、
目的を決めずに山に行く機会が増えます。

あらかじめ目的のポイントがあれば、山道にも精が出るというものですが、
よい場所があればサオを出してやろうといった程度の場合には、
結局どっちつかずの山行になってしまいます。

それも「釣れ過ぎてつい時間を忘れてしまった」というのならまだしも、
中途半端に川を見つけたために、
「入渓にほとんどの時間を消耗」するといったパターンがほとんど……。

そして、そんなときの疲労感ほど大きいもので、
帰るのも面倒になってきます。

やはり”二兎追うものは……”の言葉通り、
どちらかに集中したほうがよい一日を過ごせるものだということを実感します。

しかし、パックロッドくらいは忍ばせて歩いたほうが……。
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(このあと富士山を拝み、下の森の中の渓に降りて行きましたが、結局すぐに退散……)

(マツムラ)

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昨夜のthinking

昨夜タイイングの際に考えたのは、
浜名湖用のフライに
ウィードガードを付けるかどうかってことでした。

基本的には砂底なので必要ないのですが、
海草のあるところも多いので、
そうしたところではイラッとすることが減るのは確かなはず。

でも気になるのは、フッキングに支障があるのではないかといった点です。
ただでさえハリ掛かりが難しい魚なのに、
モノフィラ2本が邪魔したりして……。

結論としては、現場で判断するために、
とりあえずウィードガードありとなし、2タイプ巻くことにしました。
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付けるならやっぱりコレだなってことで、
東知憲さんがスポーニングマンティスのタイイングで紹介している、
アイ兼用のウイードガードの付け方を改めて観ることにしました。
深夜の思い付きから始まったDVD鑑賞。
思わずストリーマーも見ちゃったりして、そのうち眠くなって布団へ。
今夜は酒なしで巻きます。
        [ワカノ]




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2012年08月30日

地方取材のおまけ

地方へ取材で訪れた際、
地元のお酒を買って帰ることがよくあります。

取材で各地へ行っても、観光をするわけではないので、
ほとんどが家と現場のフィールド間の往復になります。
そんな状況で、小旅行の実感を味わわせてくれるのが、この手の土産。

有名な地酒のほかにも、ご当地でしか売っていないものも多く、
一つの地域だけでもその銘柄の多さに驚かされます。

ちなみにこの度気に入ったのが、福島のこのお酒。
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会津の深い山の中にも関わらず、「滄海」。
土地のスーパーなどで簡単に手に入るうえ、安く、
ギンギンに冷やして飲めば、かなりいけます。

今週末は、アブを追いかけ(!?)に富山県へ。
そこでも、隙があれば地元のスーパーを物色してみるつもりです。

(マツムラ)



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9月の釣り

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「テント泊でアマゴ釣りに行くけど、どう?」
とか
「去年の今頃に良型ヤマメを見つけた川があるんだけど、どう?」
とか、
「尺ヤマメがクルージングするプールを見つけたよ」
とか、

渓流があと1ヵ月と迫ったところで各方面からお誘いが。
全部行きたいのですが、身体はひとつ。

毎年6月と9月にやってくる悩みですが、
今年もうまく解決できそうもありません。

本当にいい時期は短いのだと実感しながらも、
いつも釣れる確率が高いところを選択してしまいます。

今年は思い切った決断が必要かもしれません。
全部断って浜名湖とか。
というのはさすがにできませんが、
あと数日しか川に立てないと思うと、
やっぱり悩みます。
[ワカノ]









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贋には贋がいる!

先日、取材から帰ってきた
部員Mの車にこんな被害者が
(フロントグリルに挟まっていた)

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スズメバチかと思ったら、
アブだった、と思う、釣り場でよく見る
赤色のウシアブですね。

でもこれ、さらに正確に同定しようと
調べてみると、アカウシアブとさらにニセアカウシアブの
二種がいるらしい。

上には上がいるものですが、
贋のスズメバチにもさらに贋がいたとは。

ちなみにこちらはアカウシアブのようです。
(触覚がオレンジ単色だとそうらしい)

【八木】

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2012年08月29日

子バス天国

先日、昔通った野池にフライロッドを持って行ってみました。
かなり水は減っていましたが、子バスの姿がウジャウジャ。
中には30cmほどの良型(?)も泳いでおります。

さっそく、大きめの魚をねらって、手持ちのフローティングミノーを投げてみると、
スーっと寄ってきて、フライに鼻先が触れんばかりの位置でピタッとストップします。

そのまま動かさずにいると、興醒めしたかのように、ゆっくりと沈んでいきます。
しかし、5cmほど小刻みにフライを動かすと、すごい勢いでフライの下に戻ってきて、
再びじっと見詰め始めます。

その下りをもう一度繰り返して、いい加減食わないかと再び誘いを入れると、
吸い込むようにフライにアタックしてくれます。

不思議なことに、どの魚でも2回「行ったり来たり」を繰り返して、3回目に必ず口を使います。
それを発見するまでは、今か今かと内心ドキドキの楽しみがありましたが、
ある程度数を釣ると、これはこれでパターンが分かってしまい、
何とも言えない感じだけが残ります……。

ピーカンの真昼間の出来事だったので、
夕方に来ればもしかしたらもっと大きいのが派手に食いついてくるかも……、
ともくろみましたが、結局行けませんでした。

しかし、飽きもせず、かなりの数のバスに遊ばせてもらいました。
おかげでフライはこんなにズタボロに……(もちろん、枝などに引っ掛けたのもあります)
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(マツムラ)



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微妙な入れ食い

取材の帰りにふと思い出して立ち寄ったサーフ。
そこは昨年、ヒラメが釣れてるとの情報から、
サオを振ったことのある場所なんですが、
なぜか舌ビラメが連続ヒットして複雑な気分になったのを覚えてます。

夕マヅメのいい時間ということが背中を押して、
今度こそヒラメが釣れるかも、なんて気持ちで30分だけ。
インタミのラインでクレージーチャーリーをスローリトリーブすると……
ククッと小もの特有のアタリが。

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なんと、1年ぶりの嬉しくない再会。
なんでしょう、舌ビラメの学校なのでしょうか、ここは。
その後も3尾続けて同じサイズが釣れてきたところで潔く撤収。

人に教えて喜ばれるような情報でもないし、
一人で楽しみにするほどのことでもないし、
待ち合わせより早く着いちゃったからパチンコで時間を潰してたら、
1000円くらい儲かったような、
喜んでいいのかなんだかスッキリしない感覚。
といいながらも、おそらく来年の今頃にやっぱり思い出すんだろうなぁ、懲りずに。
                                 [ワカノ]








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2012年08月28日

ガンチク ?  ウンチク?

さて、この漢字、なんと読むでしょうか?

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ライギョ釣りでお世話になった、
斉土さんのお車にガツンとデカールされていたもの。
日本史に出てくる金印ではありません。



答えは「フライキャスト(フライカースト)」



風に頼り滓(かす)のように投げる。



解釈のしようはほかにもありますが、
なんとも意味深長。とある方の発案です。


keep casting!


[八木]










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好機

クロダイにうつつをぬかしていたら、
いつの間にか渓流があと1か月に。

渇水気味なところが多いせいか、
スポーニングが例年より早いのでは?
との意見もありますが、
電話でいろいろ聞いてみると、
なんだかあちこち調子いいみたいです。

イワナはもちろんですが、ヤマメ、アマゴも好調のよう。
もちろん釣っている人たちはこの時期、
どこでどうねらっていけば外れないかを
よ〜く分かっているというのもありますが、
それを差し引いても条件は決して悪くないようです。

これからは大ものが動く季節です。
ドライフライでスカッと釣りたいですね。

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さて、昨年は写真のように首尾よくいきましたが、
今年はどうでしょうか。           
   [ワカノ]




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虫だらけ

先日、久々に釣りに行った川で見かけた昆虫(カミキリムシ?)。
都内で生活していると、なかなか目にする機会も少ないので、
ついつい写真を撮ってしまいました。
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子供の頃であれば、カブトムシ、クワガタはもちろん、
この手の虫を見つければ、喜んで捕まえて家に持ち帰っておりましたが、
今では、手にとって見たいという気持ちは、なかなか起こらず……。

ところで……。
その日入渓したのは、久しく人が入っていない区間らしく、
道も消え、ほとんど藪こぎ状態。

その時目にしただけでも、数えきれないほどの種類の虫がいたのですが、
足元には20cm近いムカデ、頭上には色鮮やかなジョロウグモと、
虫嫌いの人にとっては、かなり厳しい状況(虫嫌いでなくても気持ち悪いです)。
そして苦労して降りた場所では、小ヤマメ1尾……。

釣り人が入っていない場所であればと、つい期待してしまいましたが、
夏ヤマメ、そんなに甘くはありませんね。

(マツムラ)


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