2012年07月

2012年07月31日

手仕事礼賛

少し前に偏光グラスをご紹介させていただきましたが、
今日のような晴れの日に運転から釣りまですっかり愛用しているのが
こちらの一本です。

スミスジャパンのオリジナルモデルで、
メガネの町、福井県鯖江市の職人さんたちの
手仕事が各所に反映されている
セルフレームの「クレイグ」。
この絶妙なカーブが手曲げで一本ずつ
調整されて行く現場を取材したこともあって、
製品化とともに直ぐ入手して以来愛用しています。

オリジナルのレンズもクリアな視界で
申し分ありませんが、
やはり作り手の温かみがあるものは、
使うほどに愛着がわくのがうれしい。

ちなみに今月のFF最新号には
特別付録としてDVDのほかに
カスタムナイフカタログもつけていますが、
そちらも特徴は手作りの品ならではの所有感。

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なお、こちらの偏光グラスの取り扱いは、
シムスウエーダーやスコットロッド
の正規輸入代理店としてお馴染みの
マーヴェリックになっています。

【八木】


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地元の味

1週間ぶりの出社です。

群馬県片品川上流、静岡県大井川上流、山形県玉川上流、と山地渓流を転々としてました。

夏らしいコンディション抜群のヤマメ、アマゴ、イワナと逢うことができ、
猛暑の山を歩いた甲斐があったってもんです。

昼間は緑のトンネルを歩くため心地よい汗をかけますが、、
夜は寝汗でびっしょりに。宿のクーラーをガンガンかけたら喉がカラカラに。
そのせいでどうやら体調を崩してしまったようで、
一時は声が出なくなり、コミュニケーション自体が困難になるほどでしたが、
行った先々の温泉に浸かってるうちに徐々に回復。

あともう少しで完全復活というところで取材ロードが終わって出社です。
いまこうしてクーラーの効いた部屋でキーボードを叩いてると、
再び悪寒がやってきそうな予感……やっぱ取材に出てたほうが健康的ってことがよく分かりました。

旅先での発見はいい刺激になるものです。
我々の味方、コンビニにも最近は地元ならではの食が置いてあったりするのをご存じでしょうか。

取材帰りの途中、新潟の万屋で見つけたのがコレ
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タマゴとチーズとトンカツをデミグラスソースで食すハンバーガーと
田舎らしい甘めの味つけが特徴の野菜たっぷり混ぜご飯の握り飯。
どちらもクオリティーが高く、どこかほっとする味つけでおいしかったです。
新潟県ではこのほかにも、高速のSAにある大手ハンバーガーショップが
地域限定のタレカツバーガーを販売するなど、
ローカル食をうまくアピールしていました。

この手のサービスは地方のSAが目立ってますが、
実は首都高でも当地パンやスカイツリーアイスバーなど、
スポットライトを浴びずに地味にがんばってたりします。

お盆になると首都高もガラガラになりますので、立ち寄るならチャンスですね。
                                 [ワカノ]





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「ソトデナニスル?2012」

先週末は群馬県嬬恋村のアウトドアイベント「ソトデナニスル?2012」へ。
昨年の同イベントでは天気に恵まれず、気温も5月並という条件でしたが、
今年は真っ白な入道雲が夏らしい、好天に恵まれました。

つり人社のブースではティムコ社さんと共同で、
フライフィッシングの、キャスティング&実釣体験を実施。
親子連れ、カップルなど多くの方が参加してくれました。
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参加者の中にはフライ経験者の方も何人かはいましたが、
より多くの人がこのイベントを機会にフライフィッシングに
興味を持ってくれればと思います。

ほかにも、マウンテンバイクやパラグライダー、フリスビーなど様々なブースが並び、
会場は終始にぎやかな様子でした。

(マツムラ)


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谷も蒸す夏

本日は里見栄正さんの取材で
新潟県の渓流へ。
カメラマンはご存じ津留崎健さんです。

こんなときの編集部員の仕事は
記事作りの構成を考えての……といった
もっともらしいことはむしろ事前準備だったりして、
現場では機材運搬のサポートやら
食事の手配やらつまりは何でも屋。

でもそれも楽しいもの。
深夜の出発時に「えっ、明日も取材なの? 聞いてなかったし
明日の朝の子供送っていくのはどうするつもりなのよ!(怒)」
と共働きの奥さんから強烈なブーイングを浴びたことも
(スケジュールがつまって来るとよくやってしまう)
さわやかな現場に着いてしまえば遠い下界の出来事だったようです……

と言いたいところなのですが、
実は今日ばかりは水辺にいても
一日中、うだるように蒸しました。


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それでも初日は無事終了。
背中が深いグリーンに彩られた
イワナの姿は近々誌面でご紹介します。

【八木】

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2012年07月27日

釣り英検?

全体としても、比較的小さな所帯のつり人社編集部。
FFチームの向かいに座っているのは、
月刊『つり人』の面々です。

で、その中でも若手のひとりである、
О編が「この雑誌知ってますか?」
と差し出してきたのがこちら。

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おっ、ドレイクマガジンじゃありませんか。

なんでも、ヨーロッパ式のコイ釣り(カープフィッシング)
を取り扱っている別冊も担当している関係で、
都内在住の外国人筆者とコンタクトをするようになったり、
アメリカで開催されているカープフィッシングトーナメントに
自ら取材を申し込んで海外取材に行ったりしているうちに、
知り合いになったカープファン(野球ではありません)から、
たまにこの手の英語圏の雑誌を送ってきてもらえるようになったとか。

「釣りの英語勉強したいんで、持って帰りま〜す」

とはなかなか頼もしいコメントです。
うちの若手スタッフもオンラインの英語会話など
トライしていましたが、この手の勉強は積み重ねがものをいいます。
釣り場に行かない日も、やることは山積みですね。

[八木]




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2012年07月26日

バーブレス再発見

取材を予定どおり終えたおととい、
北東北までせっかく走ってきたしという思いもあり、
矢も盾もたまらず、ふつふつと心沸きたって、
川に立つことに。

で、行き先を相談した岡本さんが、
それならここがいいんじゃないか、とすすめてくださったのが、
2012年8月号で、岡本さん自身に釣っていただいている、
岩手県北の川でした。(川名は記事をお読みいただければ分かります)

結局、「それなら俺も釣るよ(笑)」という岡本さんと、
これまた今度は2012年7月号でご紹介しているその川の近くの宿に泊まることにして、
おまけに夜は部屋で翌日のフライをバイスから材料まで
まるごとお借りして巻き足して(魚のくちもとのフライがそれです)、
翌日は朝からじっくりその川を釣りました。

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結果は快釣。
そして、バーブレスフックでの釣りの楽しさを再認識した1日となりました。

バーブのあるなしによるフッキング率やそのほかのテーマは、
ここで結論めいたことを書けるほど単純ではありませんが、
魚を釣り続けてもフライが壊れにくく、
そして思っている以上にバレないという現在のバーブレスフックの実力が、
この日の釣りをとても快適にしてくれたことは間違いありません。

1日移動しながら釣ってみて、この川のおすすめ区間は、
上流の集落が終わって山に入る手前くらいから。

今月号も夏の釣り満載でお届けしていますが、
バックナンバーもまだまだご購入いただけますので、
買い逃した方はぜひwww.e-tsuribito.jpをお尋ねください。

[八木]









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夏のおすすめイベント

今週末(7月27〜29日)は群馬県嬬恋村の
無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で
アウトドアの総合イベント「ソトデナニスル?2012」が開催されます。

自転車や野外料理、ブーメラン、トレッキングなどなど……、
多種多様な外遊びのワークショップが軒を連ねており、
きっと自分に合った遊びが見つかるイベントです。
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FlyFisher誌でもブースを出しますので、
フライフィッシングを体験してみたいという人にもおすすめです。

参加希望は公式サイト(www.sotonani.jp/)から申し込み可能です。
まだまだ間に合いますので、週末の予定を捜している方は、ぜひお越しください!

(マツムラ)

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2012年07月25日

もういっちょ、夏の?アイテム

西日本は猛暑日だったようですが、
今日の岩手県は蒸し暑く、
ずっと降ったり止んだりの霧雨。

で、そんな中で本日活躍した相棒が
こいつです。

サイトマスターのレンズカラー、
イーズグリーン。

もともとイブニング時にぴったりといった
売り出しだったと思うのですが、
少し暗い谷や曇天の中なら、
日中から夕方までこれ一本ということも。

老眼世代でとにかく明るめの、
でも偏光はマストという方にも
人気と聞きます。

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偏光は他にも何本か頼れる相棒がいますが、
今日はこれに助けられました。

【八木】

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夏のマストアイテム

先日の取材中の藪こぎで体中をブユに刺され、
そして旅館の中でも蚊の猛攻を受け、
東京に帰ってきても痒さから解放されずにおりました。

そんなときに信頼できるのがやはり”キンカン”。
強烈なアンモニアと、如何にも効きそうなパッケージに、いつも手が伸びてしまいます。
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しかもその効能は虫刺されだけでなく、腰痛、肩こり、打撲、捻挫と幅広く、
そのうえ、発売当初は火傷の効能まであったらしく、
細かい分類などをせずとも、「とりあえず塗っておけば治る」ような気にさせてくれます。

と、手元にあったのでついブログネタにしてしまいましたが、
これからの時期、ますます頼ってしまう場面が増えそうな一品です。

(マツムラ)



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2012年07月24日

裏話

北東北でヤマメを追いかけた二日間、
岡本哲也さんにはしっかり美形の魚たちを
見せていただいたのですが、
取材も無事終わり着替えのヒトコマ。

意外に知らない方もいらっしゃいますが、
皆さん、脱いだウエーダーはすぐに
ひっくり返していらっしゃるでしょうか?

湿気の多い日本では、
これをきちんとやるかやらないかで
カビの生える生えないが
大きく違う。

何と岡本さんの知り合いの方には
これを知らずに雑菌が生えた
ままのウエーダーで釣りをしているときに怪我をし、
傷が化膿して本当にひどい
事態になってしまったひとが
実際にいるそうです(アナオソロシヤ!)

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お気をつけ下さい。

【八木】

flyfisher_magazine at 19:14|Permalinkclip!