2010年10月

2010年10月27日

インタビューに行ってきました。

フライラインが空中で「パチン」と鳴る。
その原因は、ライン同士がぶつかっているからではなく、
ラインの先端が猛スピードで動き、
結果として音の速さを超えて、空気の壁を叩いているから……
という話はご存じでしょうか?

言葉だけではいまいち納得がいかないかもしれませんが、
実はそういうこと、というお話を、
とあるフライフィッシャーの方に聞いてきました。

どなたか?

テレビでもご活躍のサイエンスプロデューサー、
米村でんじろう先生です。

実際お会いするのは初めてでしたが、
とても気さくで、かつフライを真剣に好きな方でした。

詳しいインタビューは、少し先のフライフィッシャーで
ご紹介できる予定です。お楽しみに。

[八木]

インタビューを行ったのは、
東京の日本武道館近くにある「科学技術館」。
ここには子どもから大人まで楽しめる科学体験コーナーがいくつかあり、
その5Fではでんじろう先生のお弟子さん(?)にあたる
スタッフの皆さんが定期的に実験などを披露しています。
自分は大きなシャボン玉の中をくぐってきました……。

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2010年10月22日

10/23「としまえん」で開催されるイベントについて

本日発売になるフライフィッシャー2010年12月号の、
P117ページに掲載している「トラウトフェスタチャレンジ2010」について、
記事中のイベントの紹介の仕方に
誤解を招く恐れのある表現がありましたので、
取り急ぎご報告させていただきます。

まず、本イベントですが、
出展するメーカーの多数はトラウトルアー関連になっております。
ただし、(株)ティムコ様のブースにおいては、
おもに入門者に向けたフライフィッシング関連アイテムの展示もございます。

そのうえで、当日は参加費として500円支払えば、
ルアーでもフライでも自由に釣りをすることができます。
(タックルの持ち込みもok)

なお、該当するイベント紹介のページに、
CNDの野寺宣男さんの映っている写真が掲載されておりますが、
野寺さんのこのイベントへの参加はありません。


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なお、関東地区のフライフィッシング関連のイベントとしましては、
12月5日(日)に埼玉県の川越水上公園のおきまして、
サンスイ主催の「2010 FLYFISHING & TENKARA TROUT FESTA」
が開催されます。こちらはフライフィッシングとテンカラに絞った
イベントとなっております。詳しくは以下をご覧ください。 

http://fishingtackle-sansui.com/base/img/2010_Troutfesta_HP.pdf

以上、一部訂正と補足をかねまして、
ご報告させていただきます。
読者の皆様にはご迷惑をおかけしましたことを
お詫び申し上げます。

[八木]




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2010年10月19日

今シーズンの犀川に注目!

土曜日、今秋から通年ニジマスの遊魚が可能になる、
犀川殖産漁協組合管轄の犀川本流に行ってきました。

朝から気合を入れて行きたかったのですが、
前日に飲み会があったため、
一度寝てから嫁さんに起こされ、
自宅を出たら(それでも6時半)ばっちり中央道が渋滞……。
現地着は午前11時です。

現地は水温が高めで、
あまり釣れていないという話だったのですが、
自分もやっぱり……釣れない(笑)
チャンスはまだまだこれからのようです。
(あるいはウデの問題)

この地区の釣りについては、
22日に発売になるフライフィッシャー12月号で、
地元のショップ・ビーチフォレストさんのご協力も得て、
詳しく紹介しています。
ぜひご覧ください。

[八木]

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食事は犀川ファンにはおなじみの「ドライブインこだま」。
豊作が話題になっているキノコ汁は身体があたたまります。


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リールがうなるようなアタリが恋しい……

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2010年10月15日

風が吹いたら……


フライフィッシャー12月号が間もなく校了を迎えます。

次号は風が吹いたときの対処、またその利用法に焦点を当てた内容になってます。
渓流、湖、海と、フィールドこそ違えど、名手の方々はみな口を揃え
「風が吹くと釣れる」と断言しているので、楽しみにしてください。


秋の風といえば、東京湾のシーバスです。
毎年この時期はオカッパリでねらうのですが、
今までのデータでは、風の強い日が釣れる条件になってます。

波ができてベイトが岸近くに寄せられるとか、
いろいろな要因が考えられますが、
「投げれんのコレ?」
てな風が吹くと、とにかく釣れるんです。

ということで今は東京湾にはやく冷たい風が吹かないかと、
心待ちにしている毎日です。


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「風が吹いたらこう投げましょう」というキャスティング基本動作の撮影中、
「うまく撮れた?」と知らない男性に声を掛けられたので、
「ハイ、ばっちりです」と答えたら見せて欲しいというので
撮った画像見せたら
「なんだ釣り人かっ」と残念顔。
たぶんおじさんは愛鳥家なんですね。
カワセミの姿を目で追ってましたから。
口が裂けてもあの鳥の羽が欲しいとはいえなかったです。
                      (ワカノ)





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2010年10月10日

インスピレーション

先日、自宅のある地元の町を自転車でぶらりとしていた時のこと。
前からそこにあることは知っていた釣具屋さんを通りかかりました。

小さな店で、いつもしまっているのですが、
この日はたまたまオープン。
基本的には近くを流れる多摩川の釣りに対応した、
ヘラブナやコイの練りえさ、アユのコロガシの用具が置いてあります。

で、なんとなくの興味で、せっかく地元の店だし、
ということで中に入ってみると、
奥には渓流釣り用のハリスなどもある。
さらに、いくつかの毛鉤が置いてありました。

聞くと兵庫に住んでいる女の人が作っているもので、
このお店でも定期的に発注していたのだが、
どこでも売れ行きはそれほどでもないらしく、
今年になってその人は製作をやめてしまった(その在庫品)とのこと。
渓流用の毛鉤の近くにはアユ用の播州毛鉤もありましたので、
そちらの地場産業系統のもの、ということのようです。

はっきりいってどれも作りは粗いですが、
ハリの形やたたずまいからは明らかに「日本的なるもの」を感じます。
この感覚は何でしょうか?
とりあえず、数本購入して帰りました。

[八木]


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2010年10月04日

秋の海と都会のヤモリ


雨の止み間を待っていたら、
渓流シーズンが終わってしまいました。

この不完全燃焼は海に繋げるしかありません。
ということでしょっぱい取材に行ってきました。

今年の夏は関西方面の海でチヌがよく釣れたそうです。
なかなか取材に行くタイミングがなかったのですが
ようやくスケジュールの調整ができたので、今頃ですが行ってみました。
現地のみなさんにはなんで今頃? って顔されましたが(当たり前ですよね……)、

それでも釣ってくれって言うのが僕らの仕事なので、
めげずに秋の大阪湾に。

聞くところによれば、夏場は障害物周りにたくさんチヌが付くそうですが、
落とし込み以外の方法でフライで釣れたことはほとんどなかったそうです。

それが今年の夏、見えるチヌめがけてとあるルアーマンがポッパーを投げてみたところ、
もの凄い反応を得たという噂が広まり、フライフィッシャーの耳にも。

当然フライでも、ということになり、やってみたら出るわ出るわの大騒ぎに。
ということで今年の夏はチヌねらいのポッパーゲームがヒートアップしたそうです。

いるのは分かっていても釣れない魚。
いままで見向きもしなかったのが、
方法を変えただけですこぶる反応してくれるなんて、
なんか釣りの醍醐味でもあると思います。

渓流釣りはしばらくおあずけですが、これからの時期は
海が盛期です。シーバスはこれからがピークですし、
メッキやカマスなどの小物釣りも旬を迎えます。
釣り券はいらないし、24時間釣りできるし、何が釣れるか分からないし。


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まったく釣りとは関係ないですが、
久しぶりに見たヤモリ。
都会の喧騒に紛れて逞しく生きるその姿に
ちょっとだけリスペクトです。
(ワカノ)

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2010年10月03日

キャスティング談義と秋の味覚

先週、本誌にも何度かご登場いただいている、
ベテラン・フライフィッシャーのお一人と久しぶりにお会いする機会がありました。
編集長も交えて、新宿で軽く一杯! ということだったのですが、
JRの改札口で待ち合わせてみると外はけっこうな雨。
そこで、道路の向こう側の大手フランチャイズに駆け込みます。

さすが新宿、平日というのに店内はすでにほぼ満席。
一仕事おえたお父さんたちの熱気がむんむんですが、
こちらも釣り談義、キャスティング談義と話題はつきません。

と、その中で気になったのが、
フェア中ということで注文してみた「さんまの刺身」が妙にピカピカと新鮮で、
実際にものすごく美味しいこと。
普通の居酒屋で、こんなに美味しいものかとある意味で不思議だったのですが、
お酒が入っていることもあり、そのまま夜はふけていったのでした。

ところが、家に帰ってテレビをつけてびっくり。
NHKのニュース番組でちょっとした今秋の話題として、
「サンマの鮮度が格段に上がったその秘密とは?」
という内容で、釧路市の製氷メーカーが、
二酸化炭素のかわりに窒素を充填した氷を開発し、
それを使うと冷蔵した魚が3日間は刺身としても充分使える、
明らかに鮮度が違って都内のお寿司屋さんもびっくり、
と解説しているではありませんか!

なんでもその会社、従業員数人の小さなメーカーらしいのです。

これぞ人を幸せにする技術。
こういう話、いいですよね。

というわけで、最近印象に残った秋の味覚の話でした。

[八木]













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