2008年12月

2008年12月25日

1日鉄男体験

先日、禁漁の川に散策に行ってきました。
場所は神奈川県の西部、丹沢山塊にある世附川(よづくがわ)。
ヤマメの釣り場として、地元の釣り人には人気の川です。
最近は下流部にC&R区間もできたので、
名前をご存じの方も多いでしょう。

で、なんでわざわざこの時期に出掛けたかといいますと、
以前、仕事で知り合ったフリーライターにSさんという方がいて、
年齢的にはだいぶ先輩なのですが、いわゆる鉄道マニアなのです。
で、年末にある忘年会で再会したところ、
来年から地元の新聞に鉄道のコラムを連載することが決まり、
その取材で世附川の上流まで歩きに行きたいのだとか。
そこに戦後しばらくの時期まで、森林軌道(木材を運び出すための専用路線)
が走っていたのだそうです。

そこは、個人的にもよく釣りに行ってた場所なのですが、
線路が走っていたなどとはつゆ知らず、
運動不足で足もなまっていたので、同道させていただくことに。

遠足当日は快晴で陽気もグッド。
朝からなぜか男2人、ただ枯れ葉のつもる林道を歩いてきました。
(実はこの林道こそが、もともと線路が走っていた場所なのでした……)

2時間歩いてたどりついた原っぱで、
沸かしたコーヒーと握り飯がうまかった。









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今は世附川の車止めゲートを管理している名物おじいさんにインタビュー(するSさん)。
釣り人にはよく知られているおじいさんですが、
実はもと森林軌道で働いていらっしゃったのだそうです。






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こんな道を2時間ほど歩いて地蔵平という場所にアプローチすると……







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こんな鉄の棒が林道の両脇に立っている。
で、これ、森林軌道で使われていた当時の線路をオブジェにしたものなのでした。
いままで釣りにきてさんざんその前を通っていたのに、
まったく気づいてませんでした……。




ちなみに、ちょくちょく流れをのぞいていると、
ある淵であきらかに尺はあるヤマメと、
ほかにも25センチ以上はありそうなのが数尾泳いでいる淵を一ヵ所発見。
「来シーズンはぜひ私めのお相手を……」
と手を合わせてから帰路につきました。
(八木)






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2008年12月22日

接戦を制したのは

12/20(土)、神奈川県の開成水辺フォレスト・スプリングスで開催された、
「トラウトキング選手権大会 フライ部門」の取材に行ってきました。
今年からフライ部門が新たに始まり、これが第2回の開催となります。

ルアーではすでに盛り上がっている、
1対1の対戦方式を取り入れたフライフィッシングによる競技釣りです。
結果は純粋に匹数の多さで競い、重量は関係なし。
つまり、いかに効率よく、たくさん魚をヒットさせるか、
で勝負が決まります。

フライフィッシングにおいて、競技形式の釣りはあまり馴染みが
ないと思いますが、1つの大会を通してみた感想は、
キャスティングの大会ととても似ているかな、と。

参加している競技者の皆さんは、やはり一定の緊張感の中で
結果を出すこと自体を楽しんでいますし、
勝ち上がる人の釣りを応援したり見学したりすることで、
「たしかにこんなポイントに気を配ると釣れそうだな」
というヒントも得られます。

もちろんエントリーは誰でも自由。
次回は年明けに加賀フィッシングエリアで開催されるそうなので、
ぜひ公式サイトをのぞいてみてください。

http://www.fishing-v.jp/troutking/troutking09/(釣りビジョン)









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今回の優勝はF.A.I.S.の松井伯吉さん。
決勝は大勢のギャラリーに観戦されての釣りです。








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女性選手も活躍。
年末年始は、管理釣り場で自分のオリジナルパターンを
いろいろ試してみるのもやはり楽しそうです。

(八木)







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2008年12月19日

DVD日記11

滝です。

前回、告白した悩み。
その解決として、岩井渓一郎さんの
シーバス用フライ、イワイミノーのタイング動画を追加することにしました。

で、昨日はその撮影でした。
年末、お忙しいところを
もう、本当に無理やり、お願いしました。
岩井さんは「これが仕事おさめ」
とおっしゃっていましたが、本当にありがとうございました。

まだ、編集作業には入っていませんが、
なかなか面白いものになりそうです。

あと、少し前になりますが、
小社HPに12月22日発売号のIn Actionのトレーラー(予告編)
をアップしましたので、よかったらご覧になってください。

ちなみに前号In Actionのトレーラー、
さっき確認してみたら2万3000のヒット数になっていました。
たくさんの方に見ていただき、光栄です。

さて、今日から1月発売号の追い込みです!

出版業界には「年末進行」という言葉があって、
お正月を前に仕事の進行ペースがものすごく早くなります。
ま、これには「ゴールデンウイーク進行」、「お盆進行」
などいろんなバリエーションがありますが、
要するに休みたいなら急いで作れ、ということです。

世間のお休みにかかわらず、毎月同じ日に発売しなくてはならないのが、
雑誌の悲しいところですね。

DVDも例外ではないので…。


今、ドリフチェッカーでおなじみの刈田さんが
編集室でナレーションを録音中です。






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2008年12月17日

がんばれ胃腸!

先日、フライフィッシャーのリニューアル第2弾となる2月号の作業が


僕らの手を離れました。あとは印刷会社さんに任せて、


刷り上りを待つのみといったところです。


もちろん今回もDVDが付録として付いてますので、誌面と合わせて楽しんで



もらえればと思います。





とはいえさっそく次の号の作業へ入らなければいけないので、まったり、


とはあまりいかないのですが、〆切前に比べれば少しは余裕が生まれます。



でも大概こういう時に油断しているせいか体調を崩したりして、


風邪をひくことも多いので、気を付けなければいけません。




先日も筆者のひとりと話していたら、ノロウイルスにかかってしまったそうで、


高熱にやられて大変だったそうです。インフルエンザもこの時期脅威ですし、


家でおとなしくできればいいのですが、忘年会やなんやかんやでそうもいきません。


ということで元気に来年を迎えるために、僕はドーピングすることにしました。


リポビタン○、チオビ○、ユンケ○、アリナミ○、リゲイ○、ゼ○、とかとか。



飲み会の前にこれらのうち1〜2本を飲み、顆粒タイプのウコ○を併用します。


そして翌日の朝も1〜2本飲むようにしています。


近いうちに副作用とかリバウンドとかきそうな予感もないではないですが、


いまのところはいたって元気です。がんばれ胃腸!


ということで今夜も歯食いしばって行ってきます。


で、あしたの夜こそはメバルかな。
         

(若野)











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2008年12月12日

DVD日記10

うまくいかない…。

昨日今日と、1月発売用のIn Acitonのコンテンツのひとつである、
シーバストーナメントの映像をいじくっていたのですが…。

ほとんど完成したんですけれど、
なんというか、うまくいかないんです。
しっくりこないんですよね。

いちおう今まで雑誌を作ってきた経験から、
映像でもどうすればこのモヤモヤが解決できるかは
分かっているつもりなんですけれど…。

編集というのは、
素材を選んで、それをうまい順番に並べ変える作業だと思います。
だけど、今回は、それがきれいにいかないんです。

経験が浅いだけに、自分の編集のクセのようなものが
すでに生まれてきて、
それに気づいて、それを壊そうとあがいてみたりして。

まあ、締切までにはもうすこし時間があるので
しばらく「寝かせて」みます。

滝でした。





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2008年12月11日

DVD日記9

滝です。

昨日は、岩井渓一郎さんを含めたシーバス仲間で忘年会&深酒でした。

そのメンバーの中に歯科医の方がいらっしゃったのですが、
待合室のテレビでフライフィッシャー付録DVD「In Action」を流したところ、
釣りをしない患者さんからも好評だったというお話を伺いました。
釣りの映像に癒し効果のようなものがあるのでしょうか。

素直にうれしいです。ありがとうございます!

さて、現在、来年1月発売号のIn Actionの編集がスタートしています。
1月号In Action用に、海外のDVD映像クリエイターから
すばらしいフライフィッシングの映像を提供していただきました。
ご存じの方も多いかと思いますが
「Running Down The Man」という、以前小誌でもご紹介した
DVDのショートバージョンです。
私が作ったモノと、彼らの作品が並ぶのは、とても
気恥ずかしい、素晴らしい映像です。
これはもう、ぜひご期待ください!

とにかく、作品を快く提供してくれた彼ら
(Felt Soul Media、フェルト“ソウル”メディアという
気の利いたプロダクション名です)に大、大、大感謝です!






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2008年12月08日

DVD日記8

滝です。

土曜日、次号のIn Actionが完成しました。
第1巻から「内容を詰め込みすぎ」との
ご意見もいただきましたが、第2巻の収録時間は
1巻目よりも10分以上も長く、
70分を超えてしまいました。

「こんなにネタが続くのですか?」
という声もあるのですが、
今回は、撮影した素材をすべて使うことができず、
次回以降に持ち越しする企画もあります。
ネタには当分困ることはないような感じです。

ただ、雑誌の制作と違って
取材した素材の量とアウトプットの分量の関係が
私自身まだよく見えていないので、
どうしても詰め込みすぎになってしまうようです。

基本的には毎号60分以内には収めたいと思っているのですが…。

PS
以前お伝えしたワイヤレスマイクが壊れた件ですが、
編集部で必死に乾かしたところ、復活しました。






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2008年12月04日

DVD日記7

滝です。
しばらく更新が滞ってしましました。
すみません。

DVD編集作業が佳境に入ってます。
今、音声の調節をやっています。

現在次号のin Actionの最終段階に入っていますが、
今日にでも作業は完了しそうです。


新装フライフィッシャー、
読者さん、ショップさんからもご好評をいただいているようで、
力づけられます。

ありがとうございます。

また、DVD作業室に戻ります。






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2008年12月03日

次号はフライリールです!

リニューアル号も発売から1週間以上たち、
アンケートもだいぶ返ってくるようになりました。
励みになるもの、こんな記事が期待されているのかと勉強になるもの、
いろいろありますが、まだまだ生の声をお待ちしております。
率直なご感想、ぜひお聞かせください。

さて、では次号の内容はといいますと、予告通り、
特集は「フライリール」です。

目下、海外の最新ネタから、
フライリールの魅力を伝えるカタログページまで、
鋭意取材等進めておりますが、
昨日はその一環として、冬の芦ノ湖に野外撮影に出て参りました。
カメラマンは津留崎健さん。
その一部をちょっとだけお見せしますとこんな感じです。







_MG_0735-tsuru-PRINT のコピー
Ken Tsurusaki Photo






ご期待ください!
ちなみに、このロケでは元箱根湾にあるFISHING NOZAKI
の野崎茂則さんにいろいろとお世話になりました。

撮影終了後には釣りたてのワカサギもふるまっていただき、
カメラマンと2人してそのうまさに舌つづみ。
これだから仕事も頑張れるってモンです。

芦ノ湖はトラウトもまだねらえますが、
ワカサギ釣りにもベストシーズン。
初心者にもいろいろアドバイスしてくれるそうですから、
ぜひお出掛けになってみてください。





200812021522000



野崎さんの奥様特製ワカサギのかき揚げ。
ワカサギのかき揚げはゴボウかレンコンを合わせるのがコツだそうです。





200812020859000


野崎さんにはワカサギ釣りのテクニックと、
最近再開したというウクレレを披露していただきました!
(釣りのうまい人って本当に何事も器用です……)

(八木)




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