2007年11月

2007年11月27日

キャスティング練習!


冬にしては暖かく、
なんだかキャスティング練習をしたい気分……。

ということで、平日の午前中に午前半休を取得し、
思い立ったが吉日で多摩川に行きました!

講師は、先日のノット特訓に引き続き東知憲さん。
僕が「キャスティング練習する」とメモ帳に書き留めておいたところ、
たまたま編集部に来た東さんの目に留まり、
「そんなら明日やる?」ということに(家も近所なので)。

お互いに午後からは仕事のアポが入っていたため、
2時間の短時間集中でスペイの基礎をおさらい。

頭では理解できているつもりでも、
身体はなかなか思うように動かず、
ダメ出しを連発されては少しずつヒントを得ていく……という半日でした。

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ジェントルな東先生ですが、ことキャスティングの指導に
際しては容赦のないスパルタ教育(?)
でも、ダメな部分をはっきり指摘してもらえるのって、
とても大切なんですよねぇ。

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練習場所に選んだ川原で水面をみているとたまにコイの背ビレが……。
キャスティングに飽きたらねらってみるのもいいかもしれません


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2007年11月26日

トラウトフェスタに行ってきました


11/25の日曜日、埼玉県の川越水上公園で開催された、
プロショップ サンスイのイベントに行ってきました。

当日は晴天で風もなく小春日和。
夏期はプール、冬期はニジマス釣り場になる公園でのイベントは、
出展している多数のメーカーのロッドが振り放題。
最近のツーハンド人気も手伝って、長いサオを試し振りする
人の姿が目立ちましたが、初めての人のためのシングルハンドを
使ったスクールなども開催されて、よい意味で気ままなイベントでした。

また、スコットランドのスペイキャスティング世界チャンピオン、
スコット・マッケンジー氏も特別ゲストとして参加し、
最後には60ヤードを超える氏独特のロングキャストを披露。

来年のフライフィッシングフェスタは北海道(阿寒湖)開催ですが、
こんなイベントもフライフィッシングの裾野が広がるきっかけになりそうです。

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広々としたプールがロッドの試し振り&ゲストによるデモ会場

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リバー・ネスでギリーをしているマッケンジー氏の力強いロングキャスト。
スペイの基本をおさらいしたうえで、ストロークを長くとる独自のスタイルへと
解説は発展

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下澤孝司さんは、スカジットキャストのデモのほかに、
今月号のフライフィッシャーで詳しく紹介している「熱溶着ループ(フライラインの先端を溶かしてループにする方法)」を実演。これは本当に便利なので、興味のある人は現在発売中のFF2008年1月号をぜひご覧ください









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2007年11月19日

ノット教室


FF編集部は金曜日に11/22発売号の校正が終了。
で、週末は久しぶりに休みのはずなのですが……

……土曜日、会社にほとんどのメンツが集合しました!

理由はといいますと、本誌でも活躍している、
東知憲さんがボランティアで「ノット」を教えてくれることになったからです。

そのノットとは、「ビミニツイスト」と「スリムビューティー」。

ビミニツイストはソルトではおなじみの100%ノットですが、
うまい人が実際にどう結んでいるのか、ビミョーなコツも含めて、
徹底的に伝授していただこうというわけ。

もう1つのスリムビューティーとは、フロリダのガイドが発案したものだそうで、
太いティペットに細いティペットを効率よく、かつ、「スリム」で「美しく」連結します。

ブログではとてもお伝えしきれそうにないので、
今回は講習会のご報告だけですが、そのうち誌面か動画で
お伝えしたいと思います。

お勉強はお勉強でも、こんなお勉強なら身が入る、
という1日でした。

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ビミニツイストの確認に余念のない編集長(手前)。
近日、海外取材の予定があるだけに真剣です

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会議用のホワイトボートも使って……。
英会話学校の講師もしていたことのある東さんだけに、
その説明は分かりやすいものでした





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2007年11月12日

ヒラスズキ探検隊


日曜日、南伊豆の下田周辺に、
フライでヒラスズキねらいに行ってきました。

メンバーは、「ソルト探検隊」隊長こと編集部ワカノと、
昨年末に宮崎へヒラスズキ釣行の取材に行き、
「フライでヒラスズキが釣れるところを見たことがある」、
同じく編集部のヤギの2名。

ポイントはワカノ隊長が自らリサーチし、足を運んで「ボイルは経験した!」
という実績のある、とある湾の先端にある地磯です。

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ポイントに到着し、ロッドを継ぐ隊長。ロケーションは……、地磯です!

で、結果はといいますと、ヒラスズキはまったくの空振り。
「なんとしても房総か伊豆の地磯でフライで陸っぱリから野生あふれるおヒラ様を」
という隊長の願いは今回も天に届きませんでした。

が、思わぬ??うれしい(ヤギ隊員)?♀O道も釣れたのでそのご報告。
それは、今シーズンの伊豆半島は絶好調というイナダ(ブリの幼魚)です。

海面が沸き立つようなナブラこそなかったのですが、なんとなく魚影は発見しており、
サラシの中をそれぞれオリジナルにチューンしたイワイミノーでねらっていると、
なんとか1尾ずつ40cm(全長で)くらいのをヒット。

隊長はせっかく釣れても「イナダじゃないんだよ、イナダじゃ」とこぼしていましたが、
それでも真っ青な海から、フライでは一般的なサーフからではなく、磯からのイナダ。
それはそれで楽しみました。

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ニヒルなセリフとは裏腹になかなかの笑顔のワカノ隊長

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よいポイントを譲ってもらい、粘るうちにヤギのイワイミノーにもヒット!
#8ロッドに#9のWFフルライン・タイプ2で大きくできたサラシの下をねらっていたら来ました

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こんなサラシです。目の前に広がると本当にきれい。
とはいえ、安全にはくれぐれも注意が必要です

釣った魚はといいますと、最近??海慣れ?≠オつつある隊長に活け絞めにしてもらい、
自宅に持ち帰って調理(といっても自分ではなくカミさんが担当)。

3枚に下ろしたあと、背骨に付いた身はスプーンで削り取ってネギとショウガと味噌で叩いてなめろうに、
落とした頭やアラは圧力鍋でブリ大根ならぬ「イナダイコン」に。
身はこれから食べる予定ですが、前者だけでもかなりうまかった。

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なめろうはご飯のともに

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イナダイコンも脂が足りないかとおもいきや、かえって若い身がさっぱりしてグッド

さて、本命のヒラスズキはいつ釣れるのか?
栄養付けてまた出直しです。






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2007年11月08日

圧巻のドキュメンタリー


本誌で以前紹介し、今も注目されている
米国feltsoulmediaの作品「ランニング・ダウン・ザ・マン」をご存じの方は多いはず。
バハ・カリフォルニアでサーフからひたするルースターフィッシュをねらうあれです。

で、今回紹介するのは、同じメンバーが撮影し、やはり本国の各フィルムコンテストでも
高い評価を得た作品、「THE HATCH(ザ・ハッチ)」。
本誌編集長がどうしても観てみたいと手に入れたものが編集部にあり、
最近、仕事をさぼってすっかり見入ってしまっています。

英語版のみですが、日本ではフィルムのスポンサーであるスコットの代理店、
マーヴェリックに問い合わせればDVDの入手が可能。

で、肝心の内容はというと……

舞台はあのグランドキャニオンを流れるガニソン・リバー。
そこでは、6月の第2週に超大型のサーモンフライが一斉にハッチします。
長く地元のガイドやローカルしか知らなかった、それを狂ったように捕食するマス、それをねらうフライフィッシング。
とにかく、DVDの中では、信じられないような釣りが展開します。

ちなみに、このフィルムが作られた背景には、その楽園が失われるかもしれないという現状があるそうです。
Front Rangeと呼ばれるロッキー山脈の東側(おもにコロラド)では、現在、
大量の水を消費する大農園や住宅街の開発(アメリカの高級住宅地は大量の水を使って芝生を生育する)が
進んでおり、渇水やダム建設の危機が差し迫ったものになっている。

DVDではたっぷりの釣りの映像に加え、釣りの素晴らしさに驚嘆し、
それらの開発と闘おうとするガイドたちの証言が紹介されていきます。

とにかく充実の1本。
たとえ英語は苦手という方でも、とにかく観て損はありません。

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迫力のある映像とストーリーに沿った音楽。
体験版はwww.feltsoulmedia.com/main.htmlで視聴できます。




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2007年11月03日

ナナカマドおばあちゃん


次号の取材で山形県寒河江川に行って来ました。
秋の本州で紅葉の山を眺めながら、
ウエットでニジマスをねらえる。

キャッチ&リリース導入の先駆けとして知られる川ですが、
それだけにはとどまらない釣り場としての魅力をあらためて確認。
詳しくは11/22発売号でご報告します。

さてさて、今回、取材中に出会ったのは1人のおばあさん。
途中、真っ赤に色づいた木の実が広がっている場所があり、
写真をとっていたところ、なんとなくこちらを見ている人影が。

挨拶してみると、このナナカマドの畑を作っているというおばあちゃんでした。
「米だけでは食べていけなくて、こんなもんも作っているのよ。大阪まで出荷してるのよ」
と、山形弁で説明してくれます。生け花向けに需要があるそうです。

自然林と麓の畑が一体となったみごとな紅葉。
気候もよくなんだかほっとするひとときでした。

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北海道では街路樹としておなじみ。本州では山形市などで市の樹木に指定されています

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カメラを向けると照れてしまいましたが、とても優しいおばあちゃんでした


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