2013年11月26日

世界を魅了する日本のFF写真!

昨日までの1週間、
アメリカのコロラド州に行ってきました。

メインの取材先は、同州の中では比較的近くにある、
ホワイティングファーム社(デルタ)とスコット社(モントローズ)。

成田から直行便が就航して間もないデンバーに飛び、
そこから国内便でモントローズへ飛んでの探訪です。

ホワイティング社の驚くほど多様なハックルは、
日本のフライフィッシャーなら、
お世話になったことがない人はほぼいないはず。

また、スコットといえば、今なおアメリカで唯一、
デザインにはじまり、ブランク成形からフィニッシュまで、
ロッド作りのすべてをモントローズの自社工場で行なっている、
唯一無二にして、日本でも世界でも高い支持を得ている
ハンドメイド・ロッドのプロダクションメーカーです。

取材はどちらもとても充実したものとなりました。
そちらの報告は、ブログや記事で、随時させていただければと思います。

そんな中、スコット社で「とてもいいものが出来たよ!」と
社長のジム・バーチさんが見せてくれたのが、
2014年に世界でリリースするカレンダー。

表紙のほか、同社の各シリーズに関連した
写真が各所に取り上げられているのですが、
2014年度版は表の表紙が日本のヤマメで撮影は津留崎健さん。

そして、中面は津留崎さんに加えて、
スコット社のレップであり、写真撮影でも活躍中の
勝俣雅晴さんの写真が二人合わせて3ヵ所に大きく登場しています。

セレクトは従業員みんなの意見も参考に、
熱い釣り人としても知られるジムが決めていったそうですが、
日本のフィールド、さらには日本人の感性が、
ほかの文化圏の人から見ても、
充分な魅力を備えていることをあらためて感じさせてくれる、
そんな仕上がりでした。

日本語版の準備も順調に進んでいるとのこと。
間もなくリリースされるはずですので、
皆さんもぜひご覧になってみてください。

scott-01

2014年度カレンダー表紙(photo by Ken Tsurusaki)

無題

5月(photo by Ken Tsurusaki)

scott-sc

8月(photo by Masaharu Katsumata)

[八木]



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