2013年05月17日

ダイワの後援による中禅寺湖釣り大会が開催決定(6/2)

4/1から完全キャッチ&リリースでの釣りが
解禁となっている中禅寺湖。

フライフィッシャーなら本来歓迎すべき動きですが、
その理由はご存じのとおり、
福島原発の事故による放射性セシウムの問題です。

栃木県による調査で、
ヒメマス  130Bq/Kg
ニジマス 52Bq/Kg
ブラウントラウト 210Bq/Kg
という結果が解禁前に出たことから、
一部の魚が現在の基準値(100ベクレル)を超えているとのことで、
今回のキャッチ&リリース導入となっているわけですが、
詳しい情報は漁協のウエブサイトで随時アップされています。

漁協では、そうした中でも全国でも屈指の歴史を持つ
釣り場の伝統をつなごうと、グローブライド株式会社(ダイワ)の協力を得て、
6/2に釣り大会を開くそうです。

「歴史と伝統を未来へ
〜中禅寺湖の一日も早い再生に願いを込めて〜
第1回 中禅寺湖 岸釣り大会 岸釣り教室」

詳しくはポスターを添付させていただきますが、
今回、釣り上げた魚はすべて回収し持ち帰りはせず、
回収した魚の一部は分析機関に放射性物質検査を依頼し、
後日、結果を中禅寺湖漁業協同組合ホームページで掲載するとのこと。
また、そのほかの魚は放射性物質の試験研究に役立ててもらうため
栃木県水産試験場に提供するそうです。

参加者には大物賞、大漁賞、そのほかの賞品多数が用意されています。

アングラーができる復興支援のひとつの形として、
釣りのご予定がある方はぜひ参加してみてください。、
大会および釣り教室参加の申し込み期限は5/22(水)になっています。


[八木]

chuzenji


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