2012年12月20日

冬の居場所

先日久しぶりに多摩川をウロウロしてみたところ、
初夏の頃にはたくさんいたはずのナマズやヤマベやそのほかの魚たちがいなくなってました。

見えるのはコイだけ。

それ以外の魚はどこへ行ってしまったのでしょうか?

ところどころで護岸工事をしていて、
テトラポットの型にコンクリートをせっせと流し込んでいる作業員の方々が見えます。
その影響で川全体が濁ってますから、多少そのせいもあるかもしれません。

おそらく越冬場所がどこかにあるはず。

浄水場からの流れ出しや支流との合流点、
湧水スポットなど、水温の異なるところがキーになると思うのですが、
今後はそうしたところをマメにチェックしようと思っております。

冬場に魚はどこへ行くのか? 

誰もが思っていることだとは思いますが、
一昨年でしたか、静岡県の狩野川では海から数キロしか離れていない汽水域で
良型がバシバシライズしていましたから、
僕らが思っている以上に魚たちは動いているのかもしれません。

冬の居場所が分かれば春になったらすぐにアプローチできますからね。
                                [ワカノ]

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冬の不思議といえば近所にある柿の木。強風時にほんの数個落ちるだけ春まで柿の実はそのまんま。ナチュラル干し柿といいましょうか、子孫を残す気がさらさらない潔さが好きです。




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