2012年12月15日
年末年始の味覚といえば
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先日、パタゴニア日本支社さんの主催で開催された、
「渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える水と緑の会」
の田口康夫さんの講演会に行ってきました。
田口さんは長野県在住で、ダムや砂防ダムが川を寸断する問題について、
粘り強く問題を提起してきた研究家のお一人です。
本誌の浦壮一郎さんによるレポート記事でもたびたび取材しているので、
読者の方もお名前はご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
田口さんの確認した数字によれば、現在、
日本の砂防ダムは全国で約9万基が建設されています。
しかし、これだけの大きな数字でありながら、
計画数全体からみるとなんと整備率はまだ20%とされ、
つまり額面どおりに工事をすすめるなら、現在私たちが見ている
砂防ダムの総数の5倍もの構造物が川を埋め尽くして、
ようやく「めざす完成形」というプランになっています。
この数字が公共事業としていかに無駄が多いものか、
さらに災害対策としても実質的に有効でないものなのか、
といった部分が講演の主要テーマでした。
そんな講演を聞き終えたあとは、
穏やかな田口さんも交えての参加者による懇親会。
会議室の一角にお酒も出たりして、いたってリラックスムードだったのですが、
そこで初めて味見するチャンスがあったのがこれでした。

パタゴニアが来年度から販売に力を入れるという、
完全に野生のサケを使ったサーモンジャーキー。
詳しいコンセプトやなぜアパレルメーカーが水産加工品?
という部分は別の機会に譲りたいと思いますが、
「味にもこだわっているんですよ」というスタッフの言葉どおり、
なるほど、なかなか食べやすいです。
辛いもの好きの自分はとりあえず奥(赤い色のやつ)の
トウガラシを効かせたものがグーという印象。
そういえば以前に北海道の筆者・奥本昌夫さんのご実家で手作りされたという
サケトバをいただいたときもかなり美味でした。
その味に、なんとなく年の瀬の訪れを感じる
今日も休日出社で校正中の週末なのであります。
[八木]
「渓流保護ネットワーク・砂防ダムを考える水と緑の会」
の田口康夫さんの講演会に行ってきました。
田口さんは長野県在住で、ダムや砂防ダムが川を寸断する問題について、
粘り強く問題を提起してきた研究家のお一人です。
本誌の浦壮一郎さんによるレポート記事でもたびたび取材しているので、
読者の方もお名前はご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
田口さんの確認した数字によれば、現在、
日本の砂防ダムは全国で約9万基が建設されています。
しかし、これだけの大きな数字でありながら、
計画数全体からみるとなんと整備率はまだ20%とされ、
つまり額面どおりに工事をすすめるなら、現在私たちが見ている
砂防ダムの総数の5倍もの構造物が川を埋め尽くして、
ようやく「めざす完成形」というプランになっています。
この数字が公共事業としていかに無駄が多いものか、
さらに災害対策としても実質的に有効でないものなのか、
といった部分が講演の主要テーマでした。
そんな講演を聞き終えたあとは、
穏やかな田口さんも交えての参加者による懇親会。
会議室の一角にお酒も出たりして、いたってリラックスムードだったのですが、
そこで初めて味見するチャンスがあったのがこれでした。

パタゴニアが来年度から販売に力を入れるという、
完全に野生のサケを使ったサーモンジャーキー。
詳しいコンセプトやなぜアパレルメーカーが水産加工品?
という部分は別の機会に譲りたいと思いますが、
「味にもこだわっているんですよ」というスタッフの言葉どおり、
なるほど、なかなか食べやすいです。
辛いもの好きの自分はとりあえず奥(赤い色のやつ)の
トウガラシを効かせたものがグーという印象。
そういえば以前に北海道の筆者・奥本昌夫さんのご実家で手作りされたという
サケトバをいただいたときもかなり美味でした。
その味に、なんとなく年の瀬の訪れを感じる
今日も休日出社で校正中の週末なのであります。
[八木]
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