2012年09月25日
見やすくとも回転せず
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先日、山形県米沢市周辺の渓流で取材をしたときのこと。
超低番手ラインやロッドという、
今シーズンに開発中のタックルがテーマだったのですが、
その過程で気になったのがこちらのフライです。

ティムコ社の嶋崎了さんが使っていた
カーブドシャンク・フックに巻いたテレストリアルパターン。
この時点で相当使い込んでいますが、
インジケーターはしっかり目立つタイプです。
ご本人に確認したところ、見やすいインジケーター部は
エアロドライウィングの束を丸々1本分たっぷり使用
(ほぐすと4つの束に分かれる)。
このときはリーダーの先にティペットを2mほど付けていたのですが、
それでいてキャストを繰り返しても、
気になるヨレの発生はほとんどありませんでした。
「パラシュートポストを前寄り(アイ寄り)に立てすぎないこと」
「ハックルの表面を上にしてファイバーが暴れないようにハックリングすること」
の2点が空気抵抗の小さいフライに仕上げる
大きなコツとのこと。
快適な釣りは快適なフライから。
当たり前のことなのですが、毎シーズン痛感することのひとつです。
[八木]
超低番手ラインやロッドという、
今シーズンに開発中のタックルがテーマだったのですが、
その過程で気になったのがこちらのフライです。

ティムコ社の嶋崎了さんが使っていた
カーブドシャンク・フックに巻いたテレストリアルパターン。
この時点で相当使い込んでいますが、
インジケーターはしっかり目立つタイプです。
ご本人に確認したところ、見やすいインジケーター部は
エアロドライウィングの束を丸々1本分たっぷり使用
(ほぐすと4つの束に分かれる)。
このときはリーダーの先にティペットを2mほど付けていたのですが、
それでいてキャストを繰り返しても、
気になるヨレの発生はほとんどありませんでした。
「パラシュートポストを前寄り(アイ寄り)に立てすぎないこと」
「ハックルの表面を上にしてファイバーが暴れないようにハックリングすること」
の2点が空気抵抗の小さいフライに仕上げる
大きなコツとのこと。
快適な釣りは快適なフライから。
当たり前のことなのですが、毎シーズン痛感することのひとつです。
[八木]
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