2012年04月14日

まだまだヒラタ
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先週、九州に行ってきました。

週末を挟んで駆け足での3日間でしたが、
初日は大分の川を見て、残り2日は熊本です。

3/1から渓流釣りがスタートする九州ですが、
今年はどうも調子がよさそう、というのが開幕直後の複数の情報。
ただ、そのあとは少しスローダウンし、今は日並みでよかったり、ふるわなかったり。

ただ、それでも域外からくると実感として分かりますが、
ヤマメの生息数自体は本当に安定しているんだろうなと思います。
なんでもない集落の中の川に、型を問わなければふつうにヤマメがいる
というケースをいくつか見ました。
その点はむしろ東北に近い気もします。

と、そんな中の1日をともに過ごさせていただいたのが、
熊本の阿蘇山ろくにある自宅兼工房で、
オフはバンブーロッドビルディングに注力している富田晃弘さん。

本誌にも何度かご登場いただいておりますが、
取材の合間、その富田さんが使っていた春用フライが効果抜群でした。

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ヒラタカゲロウ類を広く模したイマージャー兼クリップルパターンです。
インジケーターはCDCとエアロドライウィングを併せて使っているので
自然な質感を残しながら見やすく、ボディーはシールズファーと
シンセティックダビング材のそれぞれクリーム系のカラーをブレンドしたものが、
一定のシルエットは保ってザクっとダビングボディーに巻いてあります。

これが投げやくす、適度に水にもなじむのですが、
とにかくヤマメの反応もいい。

「今の日中であれば、まずヒラタにしておけば間違いありません」

そのヒラタをどう模すかは各フライフィッシャーの腕の見せどころですが、
「なぜヒラタなのか」……そこはぜひ現在発売中の
フライフィッシャーをご覧いただければと思います。

特集タイトルはその名も「見えないカゲロウを解く」。
そう、そのinvisibleなカゲロウこそ、ヒラタの仲間です。


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まだまだ続くヒラタのシーズン。
個人的にももうちょっとヒラタのマッチング・ザ・ハッチを
ほかの春の川でも楽しんでおきたいなどと考えています。

[八木]


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