2011年09月26日

歴史をひもとけば

日光といえば、日本のフライフィッシング発祥の地。
よく、「日本でフライフィッシングを初めてやったのはだれか?」
といった質問をされることがあるのですが、
結論からすると、特定の個人を決めることは難しそうです。

ただ、たとえば文明開化をめざした明治政府は、
文部省発行の百科全書を作っており、
かの芦沢一洋さんによると、明治9年(1876)に錦織精之進という人が
まとめた『百科全書・釣魚篇』という本の中には、
フライフィッシングとはなんぞや、についての詳細な記述があるとのこと。
(河出書房新社『日本のフライフィッシング』)

このあたりから、フライフィッシングという釣りそのものの知識と、
ニジマスなどのゲームフィッシュの移入の試み、
日本在住外国人による鱒釣りなどが、
同時多発的に進んだことがうかがえます。

と、そんな歴史の一端に触れる釣りの取材に、
当部のマツムラが出向いてまいりました。

詳しくはFF編集部も協力している
「Honda釣り倶楽部」の最新トピックをご覧ください。
日光の丸沼を舞台に、この釣りのルーツに触れられる、
興味深いレポートを掲載しています!


http://www.honda.co.jp/fishing/enjoy/mission/mission-005/index.html


[八木]



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