2010年10月03日

キャスティング談義と秋の味覚

先週、本誌にも何度かご登場いただいている、
ベテラン・フライフィッシャーのお一人と久しぶりにお会いする機会がありました。
編集長も交えて、新宿で軽く一杯! ということだったのですが、
JRの改札口で待ち合わせてみると外はけっこうな雨。
そこで、道路の向こう側の大手フランチャイズに駆け込みます。

さすが新宿、平日というのに店内はすでにほぼ満席。
一仕事おえたお父さんたちの熱気がむんむんですが、
こちらも釣り談義、キャスティング談義と話題はつきません。

と、その中で気になったのが、
フェア中ということで注文してみた「さんまの刺身」が妙にピカピカと新鮮で、
実際にものすごく美味しいこと。
普通の居酒屋で、こんなに美味しいものかとある意味で不思議だったのですが、
お酒が入っていることもあり、そのまま夜はふけていったのでした。

ところが、家に帰ってテレビをつけてびっくり。
NHKのニュース番組でちょっとした今秋の話題として、
「サンマの鮮度が格段に上がったその秘密とは?」
という内容で、釧路市の製氷メーカーが、
二酸化炭素のかわりに窒素を充填した氷を開発し、
それを使うと冷蔵した魚が3日間は刺身としても充分使える、
明らかに鮮度が違って都内のお寿司屋さんもびっくり、
と解説しているではありませんか!

なんでもその会社、従業員数人の小さなメーカーらしいのです。

これぞ人を幸せにする技術。
こういう話、いいですよね。

というわけで、最近印象に残った秋の味覚の話でした。

[八木]













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